ビジネスを目的とする場合、どの規模の会社を目指すかはそのまま夢や目標とも連動しますので、イメージを明確にしておくことが重要です。

マイケル・E・ガーバーのアドバイスにも「起業前に組織図を作る」と言うのがあります。
どのような会社を作りたいのかを事前にイメージしておくことでプランを実現しやすくなるのです。

どの規模が良い悪いではなく、自分が「どうなりたいか」「どこまで行きたいのか」を明確にすることが大切です。


以下は、あたりまえだけどなかなかできない社長のルール(アスカビジネス)で出てくる会社の類型にインスピレーションを得て私なりの再定義をしたものです。
参考までに。

  • 個人会社
    「儲からなくても良いから好きなことをやりたい」人の会社。いわゆる個人事業。
    基本的に自分ひとりの会社。(もしくはパートさん1~2名程度)
  • 家族会社
    従業員が家族のみの場合はもちろん、気心の知れたメンバー・人数で事業を営む規模の会社。大晦日に会社が残っていることが大事。
    いわゆる家族的経営が通じる規模の会社。業種や業態にも拠るが大体10名未満の会社。
  • 事業会社
    中間管理職が存在する(社長以外の従業員に権限が移譲/委譲することによって運営されている)会社。利益を出すことが重要視されだす規模の会社。
    従業員が10名程度になったあたりから徐々にこの体制に移行していくことが多い。
  • 企業会社
    国や地域、環境など社会に積極的にコミットしていく責任や意思を持った会社。
    上場している企業はもちろん、未上場でも事業活動が社会に与える影響が少なくない規模の会社。(地元では大抵の人が名前を知っているような規模の会社。)
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