第二の使命についての前提は、組織が何を意義ある成果とするかを明らかにする。経済や社会に対し、いかに貢献するつもりかを明らかにする。 (P.F.ドラッカー/チェンジ・リーダーの条件)
事業の定義は三つの要素からなる。
第一は、組織をとりまく環境である。
(中略)
第二は、組織の使命すなわち目的である。
(中略)
第三は、そのような使命を達成するために必要な強みついての前提である。
引き続き、事業を定義する3つの要素、2つ目です。

何を以って経済や社会に貢献するのか。
その商品、サービスがどの様に世の中のお役に立てるのか。

ホントに役に立たないものであればすぐに淘汰されてしまうので、すべての事業は何らかの役には立っているワケです。
一見何の役にも立ってないようなものでもです。 

が、経営者や現場のスタッフがをそれを意識して提供できているかどうか。
そこが重要なのではないかと思います。

自らの事業を定義するとは、己自身を知ることでもあります。

つまり、同じような商品やサービスを提供していても、発展する会社(組織)と衰退する会社(組織)の差は、自分達が何を提供しているのかが理解できているかどうかの差。

そこが組織の使命(目的)が経営理念として浸透しているかどうかの差なのです。

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