まずはナンバーワンを創る

MAX99_nanba-one20141025132405_TP_Vナンバーワンと言うのはもちろんシェアとか売上のことですが、ジャンルは何でもかまいません。

エリアでも良いですし、特定のジャンルでの売上やシェアでもかまいません。

範囲も狭くて構いません。とにかく1番のものを創ります。 

こう言うと『簡単にナンバーワンになれたら苦労しないよ。』と思う方が大半かもしれません。

しかし例えば、日本で1番は取れなくても、中国地方でも1番ならどうでしょう?
営業規模によっては岡山県、あるいは岡山市で1番でも十分です。
さらに言えば、岡山市北区で1番の○○とかでもかまいません。

ポイントは、エリアやジャンルを絞り込むことによってナンバーワンを『創る』のです。

ナンバーワンの内容も、売上でもマーケットシェアでもお客様満足度でも何でも良いです。
とにかく何か1番を創るのです。
できれば単なる1位ではなく、2位に1.4倍以上の差をつける(ナンバーワンになる)ことが理想です。

ちなみにこの『ナンバーワン(2位に1.4倍以上の差をつけた1位)』と言うのはランチェスター戦略の考え方ですが、1番になると言うのはそれだけではありません。
そのエリア、このジャンルであれば負けないと言う『強み』を作ることなのです。1番と言うことは自社の強みであり、それはそのまま他社との差別化、USPに繋がります。

また、ほとんどの人は1番のものしか覚えていません。
日本で1番高い山は富士山ですが、2番目に高い山がどこか知っている人は稀でしょう。
つまり、記憶に残りやすくする、以前お話したマインドシェアを確保しやすくするためです。

ちなみにこの1番、ブランディング的には、正確な統計や数字が出ない内容であれば『言った者勝ち』なところもあったりします。
あからさまな嘘でなければですが…

どんな狭いエリア、小さいジャンルでも良いのでまずは自社が1番のものを創りことが大切です。
小さな1番を積み上げていくことでお客のマインドシェア(≒利益)を確保し、徐々に全体を大きくしていくことに繋がります。

あなたの1番は何ですか?

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