門前の小僧の経営学

中小企業経営者・個人事業主の経営学。経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめています。

    経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめているブログです。
    ランチェスターやドラッカーが中心になると思いますが、特にこだわりはありません。

    カテゴリ:経営学雑義 > マネジメント

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    ビジネスを成功させるには、やはり成功哲学とか自己啓発(モチベーションアップ)系のお話も必要になってきます。
    成功哲学や自己啓発だけでは成功できませんけどね。

    夢がないと活きていけません。
    目標がないと進むべき方向がわかりません。
    計画がないと実現はおぼつきません。

    『夢を持つ』と言うのはとても大事なことです。
    吉田松陰の言葉ではありません「夢なき者に成功なし」なのです。
    事業家や企業家はもちろん、個人としても大事なことです。

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    さて、夢と目標と計画の違いが良くわからないという人にたまに出会います。 
    夢と計画が違うのはわかるけど、夢と目標、あるいは目標と計画といった時にその差異がわからない、と言うもの。
    その人の中で「目標」と言う言葉の定義が曖昧なのですね。
     
    以前読んだ『目標設定の鉄則』と言う本によると、

    目標=夢+期限

    夢に期限を設定したとき、それは目標に変わります。
    とありました。

    最終的な目的地・理想である「夢」
    目的地へ至るための経由地(マイルストーン)としての「目標」
    目標へ至るための具体的な「計画」

    と考えると理解しやすいのではないかと思います。

    本書では、実現のための目標の立て方として

    ・具体的に書く(お金が欲しいとか抽象的な内容はダメ)
    ・明文化する(紙に書く)
    ・月単位、週単位に落とし込む

    とありました。 
    漠然とした想いはあるけど中々思うように行かない、そんな時は目標の立て方を見直してみてはどうでしょうか?
     

     

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    何かと嫌われたり、役に立たないと罵られることの多いマニュアルですが、実はとても重要です。
    マニュアルが役に立たないと言う人は、マニュアルの役立て方を知らない、実は自分が応用の利かない役立たずな人間だと公言しているようなものです。
    言い過ぎですかね?至極真っ当だと思うのですが。

    もちろん、マニュアルだけに頼った教育や業務の運営もダメですが、、、

    マニュアルは上手く活用することで、新人社員を無理・無駄・漏れなく、早期に1人前にレベルアップさせ、組織全体のサービスや技術のレベルの底上げもしてくれます。
    とくに、新人教育をOJTだけに頼っている会社はマニュアルの導入と活用を真剣に考えるべきです。
    私のここ数年の経験からも、マニュアルは新人の促成栽培に特に有効です。そのうちマニュアルの導入と活用について詳しく書いてみたいと思っているぐらい実感しています。

    そして、もう1つ重要なのは、マニュアルは定期的に見直し、改定・更新する必要があるということです。
    マニュアルが役に立たないというのは間違いですが、役に立たないマニュアルというのは世の中に多く存在するようです。作ったは良いけれど、何年も更新されず内容が古いまま・・・というのはまさにこの役に立たないマニュアルの見本になってしまいます。

    経営やマネジメントにはPDCAが重要とよく言われますが、マニュアルの運用にもこのPDCAがとても重要です。

    PDCAとは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)を継続して繰り返し物事の精度を高めていくこと。
    計画:まずは何をマニュアル化するかを計画します
    実行:マニュアルを作成します
    評価:マニュアルと実際の業務や研修の内容を比較評価します。
    改善:マニュアルを更新・改訂します。

    よく出来たマニュアルはその会社のノウハウの塊であり、知的資産そのものです。マニュアルの更新(PDCA)によってノウハウの精度をより高めることが出来ます。

    個人事業ならマニュアルなんか無くても何とかなるけど、人を雇うようになったら真剣に考えるべき内容の1つです。

    仕事のあたりまえは、すべてルールにまとめなさい!
    寺内 正樹
    クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
    2009-09-14

     
    仕事と組織は、マニュアルで動かそう
    内海 正人
    クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
    2011-10-18

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    10年以上前、社会人1年目の頃に読んだ本です。今でもたまに思い出したように読み返すことがあります。

    「SEを極める」となっていますが、SEに限らずIT関連業界、だけでなくサービス業で働くなら読んで置いて損は無い一冊です。

    10年以上前の本ですが、未だに重版が続いて新版も出ていると言うのは名著の証拠だと思います。




     
    SEを極める50の鉄則
    馬場 史郎
    日経BP社
    2000-04-14

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