門前の小僧の経営学

中小企業経営者・個人事業主の経営学。経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめています。

    経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめているブログです。
    ランチェスターやドラッカーが中心になると思いますが、特にこだわりはありません。

    カテゴリ:読書メモ > ドラッカー本

    もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)の続編が登場。

    前作よりもより小説度が増しています。
    それでいてドラッカーの引用は増えており、ライトノベルを読みながらドラッカーが学べるお得な一冊。引用されるドラッカーの一節すら伏線になっています。
    前作もしドラを読まなくても楽しめますが、前作の数年後と言う設定で前作の登場人物もストーリーに絡んでくるので、もしドラを読んでいるとなお楽しめます。

    選手が1人もいないのにマネージャーばかりがたくさん集まった野球部が甲子園を目指すと言う、前作以上にぶっ飛んだ設定からはじまり、中盤から終盤に向けてはフィクション(小説)ならではのご都合主義が爆走しながらテンポよく話が進んでいくので、ラストまで読んでいて飽きません。

    今回気になったキーワードは居場所と民営化。
    もしドラでは「真摯さ」がテーマでしたが、今回は「居場所」がテーマなのかな?

    ドラッカーの言う「社会的な位置と役割」=「居場所」を作るためにイノベーションが必要、みたいな。
    イノベーションと聞くと難しく考えがちですが、もしイノを読むとイノベーションが身近に、そしてとても重要なものだと認識させられます。

    ドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読み直したくなった1冊でした。
    文句なくお勧め。

    タイトル:ドラッカーと会計の話をしよう
    著者:林總
    読数:5読目すでに何度も読んでいるぐらい影響を受けた1冊。今回あらためて目に付いた点を挙げると
    • 会計の知識では正しい経営判断はできない。

    • 損益計算書を見ても、お金がどのように使われたのか、何も書かれていない。

    • かかったコストは書かれていても、どれだけムダがあったかは決算書とにらめっこしてもわからない

    • ABC(原価計算)の登場で管理会計がやっと時代に追いついた

    • ビジネスプロセス全体で考える

    会計年度という期間で区切った決算書は過去の情報であり、期間利益(事業単年度における利益)に捉われると正しい判断ができなくなる。
    それを踏まえて月次決算をやる意味は、単月の利益を見ることではなく、数字の流れを見ることにあるのだと思う。

    帳簿に現れないムダをどのように見つけ出すかも経営者やマネージャの仕事。知識とセンスと経験の3つが必要なのだと思う。
    ABC原価計算、以前も勉強しようとして挫折した記憶が。でもやっぱり気になる。わかりやすい本を探すか。

    内部にプロフィットセンターは存在しない。あるのはコストセンターだけである。ビジネスプロセス全体で価値を創造する。ポーターのバリューチェーンを思い出した。あれも、価値は各部門の連携や一連の流れの中で生み出されると言っていたはず。近いうちに読み直してみよう。

    通読では5回目だが、たまにパラパラをめくって読んでいるせいか本に痛みが見えてきた。予備にもう1冊買っておくかな?
    コミック版も出ているみたいなのでそっちもそのうち買おう。




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