門前の小僧の経営学

中小企業経営者・個人事業主の経営学。経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめています。

    経営セミナーに参加したりビジネス書を読んだりして「これは!」と思った内容をメモ代わりにまとめているブログです。
    ランチェスターやドラッカーが中心になると思いますが、特にこだわりはありません。

    タグ:会計

    経営計画の意義やざっくりとしたイメージが理解できます。

    顧問の税理士さんや銀行さんから「経営計画を作りましょう」と言われているけど右も左もわからない、と言うレベルなら、経営計画の作成に取り組む前にとりあえず読んでみる価値はあります。

    ただ、「はじめての~」とある通り入門書としてはオススメですが、当然これを読んでも経営計画は作れません。

    よくある質問がまとまっているので、駆け出しの経営コンサルタントや税理士がクライアントへのネタ本として使うには1冊あっても良いかもしれません。

     

    タイトル:ドラッカーと会計の話をしよう
    著者:林總
    読数:5読目すでに何度も読んでいるぐらい影響を受けた1冊。今回あらためて目に付いた点を挙げると
    • 会計の知識では正しい経営判断はできない。

    • 損益計算書を見ても、お金がどのように使われたのか、何も書かれていない。

    • かかったコストは書かれていても、どれだけムダがあったかは決算書とにらめっこしてもわからない

    • ABC(原価計算)の登場で管理会計がやっと時代に追いついた

    • ビジネスプロセス全体で考える

    会計年度という期間で区切った決算書は過去の情報であり、期間利益(事業単年度における利益)に捉われると正しい判断ができなくなる。
    それを踏まえて月次決算をやる意味は、単月の利益を見ることではなく、数字の流れを見ることにあるのだと思う。

    帳簿に現れないムダをどのように見つけ出すかも経営者やマネージャの仕事。知識とセンスと経験の3つが必要なのだと思う。
    ABC原価計算、以前も勉強しようとして挫折した記憶が。でもやっぱり気になる。わかりやすい本を探すか。

    内部にプロフィットセンターは存在しない。あるのはコストセンターだけである。ビジネスプロセス全体で価値を創造する。ポーターのバリューチェーンを思い出した。あれも、価値は各部門の連携や一連の流れの中で生み出されると言っていたはず。近いうちに読み直してみよう。

    通読では5回目だが、たまにパラパラをめくって読んでいるせいか本に痛みが見えてきた。予備にもう1冊買っておくかな?
    コミック版も出ているみたいなのでそっちもそのうち買おう。




    タイトル:社長のための1年で会社を黒字にする方法
    著者:武田雄治
    読数:2読目3分ぐらいでざっくりとまとめると

    • 「記録すること」は「なんとなく」と言うあいまいな事実を「見える化」することができる
      →月次決算やれ

    • 重要なのは「正しく記録すること」と「タイムリー」に記録すること
      →「損益区分」を正しく、「発生主義」で記帳、「費用収益対応の原則」

    • 黒字を達成するには「売り上げを増やす」か「粗利率を上げる」か「販管費を減らす」

    • 順番が大事(コスト削減をやってから売り上げ拡大を図る)

    • 会計には財務会計と税務会計がある。
      →公認会計士は財務会計の専門であり、税理士は税務会計の専門家。


    私の10余年の経験からも、月次決算を真面目にやってた年度は業績が良かったので、月次決算が大事というのはとても実感していて、クライアントや友達の経営者には月次決算を勧めています。
    弥生会計のインストラクター資格を持っているので建前上は弥生を勧めてますが、ぶっちゃけ弥生でなくても、会計王でもJDLでも最近流行のクラウドの会計ソフトでも良いから月次決算やっとけって思う。

    久しぶりに改めて読み直して、損益区分と発生主義は意識していたが、費用対収益対応の原則につてはすっかり失念していたことに気づいた。
    コスト削減の話については、やっぱり会計士(税理士)であって経営者ではないな、という物足りなさがあるが、順番が大事(売上拡大よりもコスト削減が先)という話には一理ある。
    ん?最初に読んだときも理屈はわかるけど・・・と思った気が。
    でも全体的に良書。たまに読み直したい1冊。


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